Visual Studio の .suo および .user ファイルを管理するサードパーティ製ツール
Visual Studio の .suo および .user ファイルをソース管理に追加すべきか?
.suo ファイル
.suo ファイルは、開発者自身の環境でのみ使用されるため、ソース管理に追加する必要はありません。
.user ファイルは、他の開発者と設定を共有したい場合は、ソース管理に追加することができます。ただし、このファイルは頻繁に変更されるため、ソース管理に追加すると、コミット履歴が煩雑になる可能性があります。
Visual Studio の .suo および .user ファイルをソース管理に追加するべきかどうかは、以下の点を考慮して判断する必要があります。
- ファイルの内容: .suo ファイルはソリューション設定、.user ファイルはユーザー設定を保存します。
- ファイルの共有: 他の開発者と設定を共有したい場合は、.user ファイルをソース管理に追加する必要があります。
- ファイルの変更頻度: .user ファイルは頻繁に変更されるため、ソース管理に追加するとコミット履歴が煩雑になる可能性があります。
一般的には、.suo ファイルはソース管理に追加せず、.user ファイルは必要に応じて追加することをおすすめします。
- .suo ファイルと .user ファイルは、Visual Studio の隠しファイルであるため、デフォルトでは表示されません。隠しファイルを表示するには、エクスプローラーのオプションで「隠しファイルを表示する」を選択する必要があります。
- .suo ファイルと .user ファイルは、テキストファイルとして編集できます。ただし、これらのファイルの内容を変更すると、Visual Studio の動作が不安定になる可能性があります。
C#
// .suo ファイルと .user ファイルのパスを取得
string suoPath = Path.Combine(SolutionDirectory, ".suo");
string userPath = Path.Combine(SolutionDirectory, ".user");
// .suo ファイルの内容を読み込む
string suoContent = File.ReadAllText(suoPath);
// .user ファイルの内容を読み込む
string userContent = File.ReadAllText(userPath);
// .suo ファイルの内容を解析する
// ...
// .user ファイルの内容を解析する
// ...
// .suo ファイルの内容を変更する
// ...
// .user ファイルの内容を変更する
// ...
// .suo ファイルを保存する
File.WriteAllText(suoPath, suoContent);
// .user ファイルを保存する
File.WriteAllText(userPath, userContent);
Visual Basic
' .suo ファイルと .user ファイルのパスを取得
Dim suoPath As String = Path.Combine(SolutionDirectory, ".suo")
Dim userPath As String = Path.Combine(SolutionDirectory, ".user")
' .suo ファイルの内容を読み込む
Dim suoContent As String = File.ReadAllText(suoPath)
' .user ファイルの内容を読み込む
Dim userContent As String = File.ReadAllText(userPath)
' .suo ファイルの内容を解析する
' ...
' .user ファイルの内容を解析する
' ...
' .suo ファイルの内容を変更する
' ...
' .user ファイルの内容を変更する
' ...
' .suo ファイルを保存する
File.WriteAllText(suoPath, suoContent)
' .user ファイルを保存する
File.WriteAllText(userPath, userContent)
注意
Visual Studio の ツール メニューから オプション を選択し、環境 > ソリューション > ソリューションの保存 で、以下の設定を編集できます。
- ソリューションを保存時にユーザー設定を保存する: この設定をオフにすると、.suo ファイルが作成されません。
- ユーザー設定の保存場所: この設定で、.user ファイルの保存場所を指定できます。
ソース管理ツールを使用する
Git や Subversion などのソース管理ツールを使用している場合は、.suo ファイルと .user ファイルをソース管理に追加することができます。
.suo ファイルと .user ファイルを手動で管理する
.suo ファイルと .user ファイルは、テキストファイルとして編集できます。
ただし、これらのファイルの内容を変更すると、Visual Studio の動作が不安定になる可能性があります。
サードパーティ製のツールを使用する
Visual Studio の .suo および .user ファイルを管理するサードパーティ製のツールもいくつかあります。
これらのツールを使用すると、.suo ファイルと .user ファイルの内容を簡単に閲覧したり、編集したりすることができます。
どの方法を選択するべきか
どの方法を選択するべきかは、それぞれの開発環境によって異なります。
以下は、それぞれの方法のメリットとデメリットです。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Visual Studio の設定を使用する | 簡単 | 設定できる項目が少ない |
ソース管理ツールを使用する | 詳細な管理が可能 | コミット履歴が煩雑になる可能性がある |
.suo ファイルと .user ファイルを手動で管理する | 柔軟性が高い | 誤操作によるリスクが高い |
サードパーティ製のツールを使用する | 使いやすい | ツールの費用がかかる |
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