CentOS 7でCMake 3を強制的に使用するその他の方法
2024-07-27
CentOS 7でCMake3を強制的に使用する
方法1:cmake3
コマンドを使用する
cmake3
コマンドは、CMake 3のバイナリを直接呼び出すためのコマンドです。このコマンドを使用するには、以下の手順に従ってください。
- ターミナルを開きます。
- 次のコマンドを実行して、CMake 3をインストールします。
sudo yum install cmake3
- 次のコマンドを実行して、
cmake
コマンドがcmake3
を指していることを確認します。
which cmake
出力結果が/usr/bin/cmake3
であれば、成功です。
- プロジェクトのディレクトリに移動します。
- 次のコマンドを実行して、CMake 3を使用してプロジェクトをビルドします。
cmake3 ..
方法2:.bashrc
ファイルに設定を追加する
.bashrc
ファイルに設定を追加することで、cmake
コマンドを実行したときに常にCMake 3が使用されるようにすることができます。この方法を使用するには、以下の手順に従ってください。
- テキストエディタで
.bashrc
ファイルを開きます。
vim ~/.bashrc
- ファイルの末尾に次の行を追加します。
alias cmake cmake3
- ファイルを保存して閉じます。
- 次のコマンドを実行して、設定を更新します。
source ~/.bashrc
cmake --version
出力結果にcmake version 3.
と表示されれば、成功です。
注意事項
- 上記の方法はいずれも、CentOS 7でのみ動作します。
- これらの方法を使用する前に、CMake 2.8でビルドされたプロジェクトがないことを確認してください。
- CMake 3とCMake 2.8では互換性がない場合があります。そのため、CMake 3を使用してビルドする前に、プロジェクトのソースコードを更新する必要がある場合があります。
#include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello, world!\n");
return 0;
}
このコードをビルドするには、以下の手順に従ってください。
mkdir hello-world
- 作成したディレクトリに移動します。
cd hello-world
- 次のコマンドを実行して、CMakeLists.txtファイルを作成します。
touch CMakeLists.txt
- テキストエディタでCMakeLists.txtファイルを開きます。
vim CMakeLists.txt
- ファイルに以下の内容を記述します。
cmake_minimum_required(VERSION 3.0)
project(hello-world)
add_executable(hello-world hello-world.c)
cmake ..
./hello-world
出力結果にHello, world!
と表示されれば、成功です。
- 上記のコードは、C言語の基礎知識があることを前提としています。
- CMakeLists.txtファイルの内容は、プロジェクトの構成によって変更する必要があります。
CentOS 7のyum
リポジトリには、CMake 3のパッケージが提供されています。この方法を使用するには、以下の手順に従ってください。
sudo yum install cmake
which cmake
- この方法は、CentOS 7のデフォルトリポジトリにCMake 3のパッケージが提供されている場合にのみ使用できます。
- この方法を使用すると、CMake 2.8がシステムから削除されます。
CMake 3のソースコードは、CMakeの公式ウェブサイトからダウンロードできます。この方法を使用するには、以下の手順に従ってください。
- "Download"ページに移動します。
- "Source Code"セクションで、CMake 3のソースコードをダウンロードします。
- ダウンロードしたソースコードを解凍します。
./bootstrap
make
sudo make install
- この方法は、CMake 2.8がシステムにインストールされていない場合にのみ使用できます。
- この方法は、比較的複雑な操作が必要となります。
方法5:仮想環境を使用する
仮想環境を使用すると、システム環境を汚さずにCMake 3を使用することができます。この方法を使用するには、以下の手順に従ってください。
- 仮想環境管理ツールをインストールします。
- 仮想環境を作成します。
- 仮想環境にCMake 3をインストールします。
- 仮想環境を使用するには、仮想環境管理ツールの使用方法を理解する必要があります。
- 仮想環境を使用すると、システムリソースをさらに消費することになります。
python-2.7 cmake centos