【保存版】正規表現の妥当性をチェック! 有効かどうかを判定する方法

2024-07-27

正規表現の有効性を検証する正規表現

しかし、完全な汎用性の高い正規表現を作成することは理論的に不可能であることが知られています。

そこで、以下の2つのアプローチをご紹介します。

部分的な検証

以下のパターンは、基本的な構文ミスを検出することができます。

^(/(?:[^/][^/\\]*(?:\\.[^/\\]*)*)*)$

この正規表現は以下の点を検証します。

  • / で区切られたグループが存在すること
  • グループ内には、\ でエスケープされた文字を除き、/ 以外の文字が1文字以上含まれていること
  • グループ同士が // で連続しないこと

疑わしい部分を特定

以下のパターンは、問題となる可能性が高い箇所を特定することができます。

(?<!\\)(\[|\]|\{|\})|(\\.)|(\\\\)

この正規表現は以下の疑わしい箇所を検出します。

  • エスケープされていないカッコ []{}
  • エスケープされた .
  • 2個連続する \



import re

def is_valid_regex(regex):
  """
  入力された正規表現が有効かどうかを判定する

  Args:
    regex: 検証対象の正規表現

  Returns:
    True: 有効な正規表現
    False: 無効な正規表現
  """
  try:
    re.compile(regex)
    return True
  except re.error:
    return False

# 例
regex1 = r"^(/(?:[^/][^/\\]*(?:\\.[^/\\]*)*)*)$"
regex2 = r"[a-z]+"

print(f"正規表現1: {is_valid_regex(regex1)}") # True
print(f"正規表現2: {is_valid_regex(regex2)}") # True
print(f"正規表現3: {is_valid_regex(r"[\[]")]") # False

説明

  1. is_valid_regex 関数を作成します。
  2. re.compile 関数を使用して、入力された正規表現をコンパイルします。
  3. コンパイルが成功すれば、有効な正規表現と判断します。
  4. 例として、2つの正規表現を検証します。

注意事項

  • このコードは、部分的な検証のみ行っています。
  • 完全な検証には、疑わしい箇所を特定する正規表現や、論理的な妥当性の確認などを組み合わせる必要があります。



これらのツールは、正規表現を入力すると、構文解析、パターンマッチング、説明などを提供します。また、エラー箇所を特定したり、類似する正規表現を提案したりする機能もあります。

プログラミング言語

多くのプログラミング言語には、正規表現エンジンが組み込まれています。これらのエンジンは、正規表現のコンパイルや実行を行い、エラー情報を提供することができます。

正規表現ライブラリ

Pythonなどのプログラミング言語には、正規表現を扱うライブラリが用意されています。これらのライブラリは、より高度な検証機能を提供するものがあります。

手動検証

簡単な正規表現であれば、手動で検証することも可能です。正規表現の構文規則を理解し、論理的な妥当性を確認することで、エラーを発見することができます。

それぞれの方法の利点と欠点

方法利点欠点
オンラインツール手軽に利用できる機能が限定されている
プログラミング言語柔軟性が高いプログラミング知識が必要
正規表現ライブラリ高度な機能を利用できるライブラリの習得が必要
手動検証理解が深まる時間と労力が必要

regex

regex

「正規表現を用いた電話番号の検証」を日本語で解説

正規表現 (regular expression) とは、文字列の検索や置換を行うためのパターンマッチング言語です。プログラミングにおいて、電話番号の入力値の妥当性をチェックする際に、正規表現が非常に有効となります。一般的な電話番号の形式は、次のようになります。


正規表現によるURL検証

正規表現は、文字列のパターンをマッチさせるための強力なツールです。有効なURLを検出するための正規表現は、言語に依存しない一般的なパターンを使用することができます。URLの一般的な構成要素は、プロトコル(http、https)、ホスト名、パス、クエリパラメータ、アンカー(#)などで構成されています。