Java で現在時刻を "YYYY-MM-DD HH:MI:Sec.Millisecond" フォーマットで取得する

2024-08-21

Java で現在時刻を取得し、指定したフォーマットに変換する方法について説明します。

必要となるクラス

  • java.util.Date: 現在時刻を表すオブジェクト
  • java.text.SimpleDateFormat: 日付と時刻のフォーマットを扱うクラス

コード例

import java.util.Date;
import java.text.SimpleDateFormat;

public class CurrentTimeExample {
    public static void main(String[] a   rgs) {
        // 現在時刻を取得
        Date now = new Date();

        // フォーマットを指定
        SimpleDateFormat formatter = new SimpleDateFormat("yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS");

        // フォーマットに従って文字列に変換
        String formattedDate = formatter.format(now);

        // 結果を出力
        System.out.println(formattedDate);
    }
}

コードの説明

  1. import ステートメントで必要なクラスをインポートします。
  2. main メソッド内で現在時刻を取得するために Date オブジェクトを作成します。
  3. SimpleDateFormat オブジェクトを作成し、フォーマットパターンを指定します。
  • yyyy: 年 (4桁)
  • MM: 月 (2桁)
  • HH: 時 (24時間形式)
  • SSS: ミリ秒 (3桁)
  1. format メソッドを使用して、現在時刻を指定したフォーマットの文字列に変換します。
  2. 変換された文字列を出力します。

出力例

2023-11-22 12:34:56.789

注意点

  • SimpleDateFormat はスレッドセーフではないため、マルチスレッド環境では注意が必要です。
  • より新しい Java バージョンでは、java.time パッケージのクラスを使用することを推奨します。

Java 8 以降での推奨方法

Java 8 以降では、java.time パッケージが導入され、日付と時刻の処理が改善されました。

import java.time.LocalDateTime;
import java.time.format.DateTimeFormatter;

public class CurrentTimeExample {
    public static void main(String[] args) {
        // 現在時刻を取得
        LocalDateTime now = LocalDateTime.now();

        // フォーマットを指定
        DateTimeFormatter formatter = DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS");

        // フォーマットに従って文字列に変換
        String formattedDate = now.format(formatter);

        // 結果を出力
        System.out.println(formattedDate);
    }
}

この方法では、スレッドセーフであり、より柔軟な日付と時刻の操作が可能になります。




Java で現在時刻を取得しフォーマットする方法

コード例 1: java.util.Datejava.text.SimpleDateFormat を使用

import java.util.Date;
import java.text.SimpleDateFormat;

public class CurrentTimeExample {
    public static void main(String[] a   rgs) {
        // 現在時刻を取得
        Date now = new Date();

        // フォーマットを指定
        SimpleDateFormat formatter = new SimpleDateFormat("yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS");

        // フォーマットに従って文字列に変換
        String formattedDate = formatter.format(now);

        // 結果を出力
        System.out.println(formattedDate);
    }
}

コード解説

  1. import ステートメント: java.util.Datejava.text.SimpleDateFormat クラスをインポートします。
  2. Date now = new Date();: Date クラスのインスタンスを作成し、現在時刻を取得します。
  3. SimpleDateFormat formatter = new SimpleDateFormat("yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS");: SimpleDateFormat クラスのインスタンスを作成し、フォーマットパターンを指定します。
  4. String formattedDate = formatter.format(now);: format メソッドを使用して、Date オブジェクトを指定したフォーマットの文字列に変換します。
  5. System.out.println(formattedDate);: フォーマットされた文字列を出力します。

コード例 2: java.time.LocalDateTimejava.time.format.DateTimeFormatter を使用 (Java 8 以降)

import java.time.LocalDateTime;
import java.time.format.DateTimeFormatter;

public class CurrentTimeExample {
    public static void main(String[] args) {
        // 現在時刻を取得
        LocalDateTime now = LocalDateTime.now();

        // フォーマットを指定
        DateTimeFormatter formatter = DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS");

        // フォーマットに従って文字列に変換
        String formattedDate = now.format(formatter);

        // 結果を出力
        System.out.println(formattedDate);
    }
}
  1. import ステートメント: java.time.LocalDateTimejava.time.format.DateTimeFormatter クラスをインポートします。
  2. LocalDateTime now = LocalDateTime.now();: LocalDateTime クラスの now() メソッドを使用して現在時刻を取得します。
  3. DateTimeFormatter formatter = DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS");: DateTimeFormatter クラスの ofPattern() メソッドを使用してフォーマットパターンを指定します。
  4. String formattedDate = now.format(formatter);: LocalDateTime オブジェクトの format() メソッドを使用して、指定したフォーマットの文字列に変換します。
  • java.util.Date クラスは古い API であり、新しいコードでは java.time パッケージを使用することを推奨します。
  • DateTimeFormatter はスレッドセーフです。



Java で現在時刻を取得する代替方法

これまで java.util.Datejava.text.SimpleDateFormat、および java.time.LocalDateTimejava.time.format.DateTimeFormatter を使用した方法を紹介しました。他にも、現在時刻を取得しフォーマットする方法があります。

代替方法

java.util.Calendar クラス

  • Date クラスよりも柔軟な日付と時刻の操作を提供します。
  • getInstance() メソッドでカレンダーインスタンスを取得し、各種メソッドで日付と時刻情報を取得します。
import java.util.Calendar;
import java.text.SimpleDateFormat;

public class CurrentTimeExample {
    public static void main(String[] args) {
        Calendar calendar = Calendar.getInstance();
        SimpleDateFormat formatter = new SimpleDateFormat("yyyy-MM-dd HH:mm   :ss.SSS");
        String formattedDate = formatter.format(calendar.getTime());
        System.out.println(formattedDate);
    }
}

System.currentTimeMillis() メソッド

  • ミリ秒単位の現在の時刻を取得します。
  • Date オブジェクトに変換してフォーマットすることもできますが、通常は直接使用することは少ないです。
import java.util.Date;
import java.text.SimpleDateFormat;

public class CurrentTimeExample {
    public static void main(String[] a   rgs) {
        long currentTimeMillis = System.currentTimeMillis();
        Date date = new Date(currentTimeMillis);
        SimpleDateFormat formatter = new SimpleDat   eFormat("yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS");
        String formattedDate = formatter.format(date);
        System.out.println(formattedDate);
    }
}

どの方法を選ぶべきか

  • java.time パッケージ (特に LocalDateTime) が推奨される方法です。スレッドセーフで、より直感的で使いやすく、機能豊富です。
  • Calendar クラス は、レガシーコードや特定の状況で使用されることがあります。
  • System.currentTimeMillis() は、主にパフォーマンスを重視する場合や、ミリ秒単位の時間を直接扱う必要がある場合に使用されます。

重要なポイント

  • タイムゾーン: 適切なタイムゾーンを考慮してください。
  • 可読性: コードの可読性を保つために、適切な変数名とインデントを使用してください。

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