「コマンドラインからJavaプログラムを実行する方法(Windows)」

2024-08-21

日本語解説:

Windowsのコマンドライン(cmd)を使ってJavaプログラムを実行する手順は以下の通りです。

Java Development Kit (JDK)のインストール:

  • Javaプログラムを実行するには、JDKをインストールする必要があります。Oracleの公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。

プログラムファイルの保存:

  • Javaプログラムをテキストエディタ(例えば、Notepad++やVisual Studio Code)を使って作成し、.javaという拡張子で保存します。

コマンドプロンプトを開く:

  • Windowsの検索バーに「cmd」と入力して、コマンドプロンプトを開きます。

プログラムファイルの場所へ移動:

  • cdコマンドを使って、プログラムファイルを保存したフォルダに移動します。例えば、プログラムがデスクトップにある場合:
    cd Desktop
    

プログラムをコンパイル:

  • javacコマンドを使って、Javaソースコードをバイトコードに変換します。
    javac YourProgramName.java
    
    ここで、YourProgramName.javaはプログラムファイルの名前です。

プログラムを実行:

  • javaコマンドを使って、コンパイルされたクラスファイルを実行します。
    java YourProgramName
    
    ここで、YourProgramNameはクラスファイルの名前です。

例: もしプログラムファイルが「HelloWorld.java」という名前でデスクトップに保存されている場合、以下の手順で実行します。

  1. cd Desktopと入力してデスクトップに移動。
  2. javac HelloWorld.javaと入力してコンパイル。
  3. java HelloWorldと入力して実行。



「コマンドラインでJava実行 (Windows)」の例コード解説

以下は、WindowsのコマンドラインからJavaプログラムを実行するための例コードです。

HelloWorld.java:

public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}
  • このコードは、シンプルな「Hello, World!」メッセージを出力するJavaプログラムです。
  • コンパイル:

    javac HelloWorld.java
    
  • 実行:

    java HelloWorld
    

コマンドプロンプトでの実行(フォルダ指定):

  • プログラムファイルが別のフォルダにある場合、cdコマンドを使ってそのフォルダに移動してから実行します。
    cd path/to/your/program
    javac HelloWorld.java
    java HelloWorld
    
    ここで、path/to/your/programはプログラムファイルのパスです。

引数付きプログラム:




統合開発環境 (IDE)を使用:

  • Eclipse、IntelliJ IDEA、NetBeansなどのIDEを使用すると、プログラムの作成、コンパイル、実行、デバッグなどの作業を統合的に行うことができます。IDEは、コード補完、エラーチェック、デバッガなどの機能を提供し、開発効率を向上させます。

ビルドツールを使用:

  • MavenやGradleなどのビルドツールを使用すると、プロジェクトの管理、依存関係の解決、ビルド、テスト、デプロイなどのタスクを自動化することができます。ビルドツールは、プロジェクトの構造化や管理を簡素化し、チーム開発での協力を促進します。

スクリプト言語を使用:

  • PythonやRubyなどのスクリプト言語を使用して、Javaプログラムを呼び出すことができます。スクリプト言語は、柔軟性が高く、さまざまなタスクを自動化することができます。

Webアプリケーションサーバーを使用:

  • TomcatやJettyなどのWebアプリケーションサーバーを使用して、Java Webアプリケーションを実行することができます。Webアプリケーションサーバーは、HTTPリクエストの処理、セッション管理、データベース接続などの機能を提供し、Webアプリケーションの開発とデプロイをサポートします。

java cmd command-line



Bashスクリプトで引数を反復処理する例を詳しく解説します

Bashスクリプトでは、引数を反復処理するために、主に以下の方法が使用されます。最も一般的な方法は、forループを使用して、引数を順に処理することです。"$@": すべての引数を配列として展開します。for arg in "$@": $@の各要素をarg変数に代入し、ループを繰り返します。...


「Windows コマンドラインにおける「which」に相当する機能」の例題コードの日本語解説

LinuxやmacOSでは、コマンド「which」を使って、指定したコマンドの実行ファイルのパスを調べることができます。Windowsでは、直接的な「which」コマンドはありませんが、いくつかの方法で同様の機能を実現できます。基本的な使い方:where <command_name> 例えば、notepadコマンドのパスを調べるには、次のようにします。where notepad...


「Windows コマンドラインからアプリケーションの終了コードを取得する方法」の日本語解説

Windows コマンドラインで実行されたアプリケーションの終了コードを取得するには、%ERRORLEVEL%環境変数を使用します。この変数は、最後に実行されたコマンドの終了コードを保持しています。コマンドの実行:コマンドプロンプトを開きます。...


シェルスクリプトでJSONを整形する:コード例解説

JSON はデータの交換フォーマットとして広く使われていますが、そのまま表示すると読みづらいことがあります。そこで、シェルスクリプトで整形して見やすくする方法をご紹介します。必要なツール:jqこのタスクには、JSONを処理するためのツールである jq が便利です。多くのLinuxディストリビューションで利用可能です。インストールされていない場合は、パッケージマネージャを使ってインストールしてください。...


C#、.NET、コマンドラインにおけるコマンドプロンプトコマンドの解説 (日本語)

コマンドプロンプトは、テキストベースのインターフェースを使用してコンピュータと対話するためのツールです。Windowsでは、通常、黒いウィンドウで表示されます。C#と.NET開発において、コマンドプロンプトは次の目的で使用されます。コンパイルと実行:コンパイル: C#コードを中間言語 (IL) に変換します。csc MyCSharpFile...



java cmd command line

Windowsのコマンドプロンプトでの空ファイル作成:その他の方法

Windowsのコマンドプロンプトで空のファイルを作成するには、いくつかの方法があります。最も一般的な方法は、typeコマンドとリダイレクト演算子(>)を使用することです。構文: type nul > ファイル名. 拡張子説明:typeコマンドは通常、ファイルの内容を表示しますが、nulデバイスを指定すると何も出力されません。>演算子は、標準出力をファイルにリダイレクトします。


バッチファイル/コマンドプロンプトでのコメントアウト:代替方法と注意点

コメントアウトとは、プログラムのコード中に注釈や説明を付けることで、プログラムの実行には影響を与えず、コードの理解やメンテナンスを助けるものです。バッチファイルやコマンドプロンプトでは、以下の2つの方法でコメントアウトできます。REM コマンドは、その行の残りの部分をコメントとして扱います。


バッチファイルでWindowsをシャットダウン、再起動、ログオフする方法

バッチファイルは、一連のコマンドをテキスト形式で保存したファイルです。Windowsでは、.batという拡張子を持ちます。このファイルを実行することで、コマンドプロンプト上で複数の操作を自動化できます。この記事では、バッチファイルを使ってWindowsをシャットダウン、再起動、ログオフする方法について説明します。


Bash コマンドライン引数解析の代替方法と詳細解説

Bashスクリプトでは、スクリプト実行時に渡される引数をコマンドライン引数と呼びます。これらの引数を解析し、スクリプト内で適切に処理することが重要です。最も基本的な方法は、位置引数を使うことです。スクリプトの実行時に渡された引数は、変数 $1, $2, $3, ... に順に格納されます。


Javaにおけるディレクトリ内のすべてのjarファイルをクラスパスに追加する

Javaプログラムでは、外部のライブラリやユーティリティを使用するために、それらのjarファイルをクラスパスに追加する必要があります。クラスパスとは、Java仮想マシン(JVM)がクラスファイルを探しに行く場所を指定する環境変数です。方法ディレクトリの指定:環境変数: CLASSPATH環境変数を設定し、その中にjarファイルが存在するディレクトリを追加します。コマンドライン: -cpまたは-classpathオプションを使用して、コマンドラインからjarファイルの場所を指定します。