Vimでカーソルを行末に移動する方法
Vimは強力なテキストエディタで、プログラミングやテキスト編集に広く使われています。行末に移動する方法は、以下のキーバインドを使用します。
$ (ドルマーク)
- 説明: 現在の行の末尾にカーソルを移動します。
- 例:
カーソルが "|" の位置にあるとき、"$" を押すと、カーソルの位置は行末に移動します。 ### 2. **gg$**| This is a line of text. |
- 説明: ファイルの先頭から行末に移動します。
- 例:
カーソルが任意の位置にあるとき、"gg$" を押すと、カーソルが "Line 3" の末尾に移動します。| Line 1 | Line 2 | Line 3 |
G$
- ^ (ハットマーク): 行頭への移動
- 0 (ゼロ): 行頭への移動(^と同等)
Vimでの行末移動の例
基本的な使用例
:echo line(".")
このコマンドは、現在のカーソルの行番号を表示します。カーソルを任意の行に移動し、"$" を押してから、このコマンドを実行すると、行末に移動したことがわかります。
マクロの使用
qq$q
このマクロは、"$" を記録します。このマクロを再生するには、"@" を押します。これにより、行末に移動する操作を繰り返すことができます。
プラグインの使用
関数定義
function! MoveToEndOfLine()
normal! $
endfunction
この関数は、行末に移動する操作を定義します。この関数を呼び出すには、":call MoveToEndOfLine()" を実行します。
自動コマンド
autocmd BufRead * normal! gg$
この自動コマンドは、ファイルを開くたびに、カーソルを最初の行の末尾に移動します。
カーソルキーの使用
- 従来のテキストエディタのように、右カーソルキーを繰り返し押して行末に移動することもできます。ただし、長い行の場合には、効率が低下する可能性があります。
視覚モードの使用
- v (ヴィジュアルモード) を押した後、右カーソルキーを押すと、カーソルから右端までの範囲が選択されます。その後、d を押すと、選択範囲を削除することができます。
正規モードでの操作
- $ 以外の正規モードの操作も利用できます。例えば、gg でファイルの先頭に行き、その後 l を繰り返し押して行末に移動することもできます。
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