Java、Docker、Docker Compose でデータベース接続問題を解決するその他の方法

エラーメッセージ「Aborted connection 3 to db: 'unconnected' user: 'unauthenticated' host: '172.21.0.1'」の原因と解決策

考えられる原因:

1. データベース認証情報の間違い:
   • ユーザー名とパスワードが間違っている可能性があります。
   • Docker Compose で設定されている環境変数と、データベース側で設定されている認証情報が一致していない可能性があります。
2. ネットワークの問題:
   • Docker コンテナとデータベースサーバーが同じネットワークに属していない可能性があります。
   • ファイアウォールまたはネットワークセキュリティ設定が、コンテナからのデータベースへのアクセスをブロックしている可能性があります。
3. データベースサーバーの問題:
   • データベースサーバーが起動していない、または適切に動作していない可能性があります。
   • データベースサーバーのリソースが不足している可能性があります。

解決策:

1. データベース認証情報を確認する:
   • 必要に応じて、パスワードをリセットしてください。
2. データベースサーバーを確認する:
   • データベースサーバーが起動していることを確認してください。
   • データベースサーバーのログを確認して、エラーメッセージがないか確認してください。
   • 必要に応じて、データベースサーバーのリソースを増やしてください。

• 上記の解決策を試しても問題が解決しない場合は、Docker Compose のログとデータベースサーバーのログを確認してみてください。
• それでも問題が解決しない場合は、関連するコミュニティフォーラムやドキュメントを参照するか、専門家に助けを求めることを検討してください。

version: "3.9"

services:
  db:
    image: mysql:5.7
    restart: unless-stopped
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: password
      MYSQL_DATABASE: mydatabase
      MYSQL_USER: myuser
      MYSQL_PASSWORD: mypassword
    ports:
      - "3306:3306"
    volumes:
      - dbdata:/var/lib/mysql

  app:
    build: .
    depends_on:
      - db
    ports:
      - "8080:8080"
    environment:
      SPRING_DATASOURCE_URL: jdbc:mysql://db:3306/mydatabase
      SPRING_DATASOURCE_USERNAME: myuser
      SPRING_DATASOURCE_PASSWORD: mypassword

volumes:
  dbdata:

コードの説明:

• services:
  • db:
    • image: 使用する MySQL のイメージを指定します。この例では、MySQL 5.7 を使用しています。
    • restart: コンテナが停止した場合に自動的に再起動するかどうかを指定します。この例では、コンテナが停止した場合に再起動するように設定されています。
    • environment: データベースの設定を指定します。この例では、ルートユーザーのパスワード、データベースの名前、ユーザー名、パスワードを指定しています。
    • ports: コンテナが公開するポートを指定します。この例では、コンテナはポート 3306 で公開されます。これは、MySQL のデフォルトポートです。
    • volumes: 永続的なデータボリュームをマウントする場所を指定します。この例では、/var/lib/mysql ディレクトリを dbdata ボリュームにマウントします。
  • app:
    • build: ビルドするコンテキストのディレクトリを指定します。この例では、現在のディレクトリ (.) をビルドコンテキストとして使用します。
    • depends_on: このサービスが起動する前に依存するサービスを指定します。この例では、app サービスは db サービスが起動してから起動するように設定されています。
    • ports: コンテナが公開するポートを指定します。この例では、コンテナはポート 8080 で公開されます。
    • environment: アプリケーションの設定を指定します。この例では、Spring Boot アプリケーションが MySQL データベースに接続するために必要な情報 (URL、ユーザー名、パスワード) を指定しています。
• volumes:

このコードをビルドして実行するには、次のコマンドを実行します。

docker-compose up -d

このコマンドを実行すると、Docker Compose は db サービスと app サービスを起動します。

app サービスが起動したら、ブラウザで http://localhost:8080 にアクセスしてアプリケーションにアクセスできます。

• アプリケーションで使用されている環境変数が正しく設定されていることを確認してください。

JDBC 接続 URL の確認:

• アプリケーションが使用する JDBC 接続 URL が正しいことを確認してください。
  • 接続 URL は、データベースサーバーのホスト名、ポート番号、データベース名を含む必要があります。
  • 例: jdbc:mysql://db:3306/mydatabase

JDBC ドライバの確認:

• アプリケーションが正しい JDBC ドライバを使用していることを確認してください。
  • 使用しているデータベースの種類に合った JDBC ドライバを使用する必要があります。
  • JDBC ドライバは、プロジェクトのクラスパスに含める必要があります。

データベースサーバーのログの確認:

• エラーメッセージがあれば、その内容を手がかりに問題の原因を特定することができます。
• データベースサーバーのログの場所は、使用しているデータベースサーバーの種類によって異なります。