PowerShell:Where-Object、ForEach-Objectコマンドレットによるリストのフィルタリングと削除

2024-07-27

PowerShellでリストからアイテムを削除する

Remove-Itemコマンドレットを使用する

Remove-Itemコマンドレットは、リストからアイテムを削除する最も簡単な方法です。 構文は以下の通りです。

Remove-Item <リスト名> <削除したいアイテム>

例えば、$listという名前のリストから"item1"というアイテムを削除するには、次のようにします。

Remove-Item $list "item1"

Where-ObjectコマンドレットとForEach-Objectコマンドレットを使用する

Where-ObjectコマンドレットとForEach-Objectコマンドレットを使用すると、条件に基づいてリストからアイテムを削除することができます。 構文は以下の通りです。

$list | Where-Object {$_.<条件>} | ForEach-Object {Remove-Item $_}
$list | Where-Object {$_.Value -gt 5} | ForEach-Object {Remove-Item $_}

インデックスを使用してアイテムを削除する

リストのインデックスを使用して、個々のアイテムを削除することもできます。 構文は以下の通りです。

$list.RemoveAt(<インデックス>)
$list.RemoveAt(1)

スクリプトを使用する

上記の方法に加えて、より複雑な条件に基づいてアイテムを削除する場合は、スクリプトを使用することができます。 以下は、リストから重複するアイテムを削除するスクリプトの例です。

$list = @("item1", "item2", "item1", "item3", "item2")

$uniqueList = @()

foreach ($item in $list) {
    if ($uniqueList -notcontains $item) {
        $uniqueList += $item
    }
}

$list = $uniqueList



リストから特定の値を削除する

# リストを作成
$list = @("item1", "item2", "item3", "item4", "item5")

# 削除したい値
$valueToRemove = "item3"

# Remove-Itemコマンドレットを使用
Remove-Item $list $valueToRemove

# 結果を確認
$list

item1
item2
item4
item5

条件に基づいてアイテムを削除する

# リストを作成
$list = @(
    [PSCustomObject]@{
        Name = "item1"
        Value = 1
    },
    [PSCustomObject]@{
        Name = "item2"
        Value = 2
    },
    [PSCustomObject]@{
        Name = "item3"
        Value = 3
    },
    [PSCustomObject]@{
        Name = "item4"
        Value = 4
    },
    [PSCustomObject]@{
        Name = "item5"
        Value = 5
    },
)

# 値が3よりも大きいオブジェクトを削除
$list | Where-Object {$_.Value -gt 3} | ForEach-Object {Remove-Item $_}

# 結果を確認
$list

出力:

Name      Value
----      -----
item1      1
item2      2
item3      3
# リストを作成
$list = @("item1", "item2", "item3", "item4", "item5")

# 3番目のアイテムを削除
$list.RemoveAt(2)

# 結果を確認
$list

item1
item2
item4
item5

スクリプトを使用して重複するアイテムを削除する

# リストを作成
$list = @("item1", "item2", "item1", "item3", "item2")

# 重複しないリストを作成
$uniqueList = @()

foreach ($item in $list) {
    if ($uniqueList -notcontains $item) {
        $uniqueList += $item
    }
}

# 結果を確認
$uniqueList

item1
item2
item3



RemoveAllメソッドを使用する**

RemoveAllメソッドは、リストから特定の条件に一致するすべてのアイテムを削除します。 構文は以下の通りです。

$list.RemoveAll({$_.<条件>})
$list.RemoveAll({$_.Value -gt 5})

Clearメソッドを使用する**

Clearメソッドは、リストからすべてのアイテムを削除します。 構文は以下の通りです。

$list.Clear()

注意: この方法は、リストからすべてのアイテムを削除するため、慎重に使用してください。

$nullに割り当てる**

リスト変数を$nullに割り当てることで、リストの内容をクリアすることができます。 構文は以下の通りです。

$list = $null

注意: この方法は、リストの内容をクリアしますが、リスト変数自体は削除されません。

# リストを作成
$list = @(1, 2, 3, 4, 5)

# 偶数番目のアイテムを削除
for ($i = 0; $i -lt $list.Count; $i += 2) {
    $list.RemoveAt($i)
}

# 結果を確認
$list

1
3
5

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