R:rep()関数とc()関数を使いこなしてシーケンス作成
Rコード解説:rep()関数のみでシーケンスを作成する
1 1 1 1 1 2 3 3 3 4 4 4 4 5 5
シーケンスの分析
まず、シーケンスを分析すると、以下の特徴が分かります。
- 数字は1から5まで
- それぞれの数字は、その数字の回数だけ繰り返される
- 最後の5は2回繰り返される
rep()関数の使い方
rep()
関数は、指定した値を指定した回数繰り返す関数です。
rep(x, times)
x
: 繰り返す値times
: 繰り返す回数
コード解説
result <- vector("numeric", 15)
result[1:5] <- rep(1, 5)
result[6:8] <- rep(2, 3)
result[9:12] <- rep(3, 4)
result[13:15] <- rep(4, 3)
このコードは、以下の手順でシーケンスを作成しています。
result
という名前の空のベクトルを作成します。result
の最初の5つの要素に、rep(1, 5)
で1を5回繰り返した結果を代入します。
このコードは、rep()
関数のみを使用して、1から5までの数字をそれぞれその回数だけ繰り返すシーケンスを作成する方法を示しています。
c()
関数を使わずにシーケンスを作成する方法として、rep()
関数を組み合わせて使用することができます。
このコードは、より簡潔に書くこともできます。
result <- rep(c(1, 2, 3, 4, 5), c(5, 3, 4, 3, 2))
# シーケンスを作成
result <- rep(c(1, 2, 3, 4, 5), c(5, 3, 4, 3, 2))
# シーケンスを表示
print(result)
出力
[1] 1 1 1 1 1 2 3 3 3 4 4 4 4 5 5
解説
c(1, 2, 3, 4, 5)
で、1から5までの数字のベクトルを作成します。c(5, 3, 4, 3, 2)
で、それぞれの数字の繰り返し回数を指定します。rep()
関数を使用して、1と2で作成したベクトルに基づいてシーケンスを作成します。print()
関数を使用して、シーケンスを表示します。
-
このコードは、さまざまな方法で変更することができます。
- シーケンスに含める数字を変更することができます。
- それぞれの数字の繰り返し回数を変更することができます。
シーケンスを作成する他の方法
seq()関数
seq()
関数は、等間隔のシーケンスを作成する関数です。
seq(from, to, by = 1)
from
: シーケンスの最初の値by
: 値の間隔
例:
seq(1, 5)
出力:
[1] 1 2 3 4 5
: 演算子
:
演算子は、2つの値の範囲を指定するために使用できます。
1:5
[1] 1 2 3 4 5
for ループ
for
ループを使用して、シーケンスを作成することもできます。
result <- vector("numeric", 15)
for (i in 1:5) {
result[(i-1)*3 + 1:(i-1)*3 + 3] <- i
}
for
ループを使用して、1から5までループします。- ループの各イテレーションで、
i
の値をresult
ベクトルの3つの要素に代入します。
lapply() 関数
lapply()
関数を使用して、シーケンスを作成することもできます。
result <- lapply(1:5, function(x) rep(x, x))
result <- unlist(result)
lapply()
関数を使用して、1から5までの各数字にrep()
関数を適用します。unlist()
関数を使用して、リストをベクトルに変換します。
Rには、シーケンスを作成するさまざまな方法があります。
それぞれの方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。
どの方法を使用するかは、作成するシーケンスと、プログラミングスタイルによって異なります。
r