Play Console 警告:Android 14 互換の Play Core Maven 依存関係に更新してください
この警告は、Google Play Core ライブラリを使用している古いバージョンの Android 依存関係を持つアプリに表示されます。Android 14 では、ブロードキャスト レシーバーの処理方法に重要な変更が加えられたため、古いバージョンの Play Core ライブラリは互換性がありません。
この警告を無視するとどうなるのでしょうか?
2024年9月25日以降、古いバージョンの Play Core SDK を使用しているアプリの新規リリースは、Google Play ストアへの公開ができなくなります。さらに、古い SDK を使用しているアプリは、将来的にクラッシュや予期せぬ動作を引き起こす可能性があります。
アップデート手順
以下の手順に従って、Play Core Maven 依存関係を Android 14 互換バージョンに更新してください。
最新のバージョンの Play Core ライブラリを確認する
pom.xml または build.gradle ファイルを更新する
使用しているビルドツールに応じて、以下のいずれかの方法で pom.xml または build.gradle ファイルを更新します。
pom.xmlの場合:
<dependency>
<groupId>com.google.android.play</groupId>
<artifactId>core</artifactId>
<version>最新バージョン</version>
</dependency>
build.gradle (Kotlinの場合)
implementation 'com.google.android.play:core:最新バージョン'
implementation 'com.google.android.play:core:latestVersion'
アプリを再ビルドしてテストする
プロジェクトを再ビルドして、エラーがないことを確認してください。その後、アプリをテストして、すべて正常に動作することを確認してください。
Play Console で警告を確認する
依存関係を更新したら、Play Console で警告が消えていることを確認してください。
<dependency>
<groupId>com.google.android.play</groupId>
<artifactId>core</artifactId>
<version>2.0.0</version> </dependency>
implementation 'com.google.android.play:core:2.0.0' ```
**build.gradle (Java)**
```java
implementation 'com.google.android.play:core:2.0.0' ```
**注:** 上記のサンプルコードは、2024年7月13日時点の最新バージョンである `2.0.0` を使用しています。最新の情報については、必ず Google Play Core リリース ノート [無効な URL を削除しました] を参照してください。
**更新手順**
1. 上記のサンプルコードで、`最新バージョン` を Play Core の最新バージョンに置き換えます。
2. 使用しているビルドツールに応じて、`pom.xml` または `build.gradle` ファイルを更新します。
3. アプリを再ビルドしてテストします。
4. Play Console で警告が消えていることを確認します。
このサンプルコードがお役に立てば幸いです。ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。
Android Studio には、依存関係を管理するための便利なツールが用意されています。以下の手順に従って、Play Core 依存関係を更新できます。
- Android Studio でプロジェクトを開きます。
- ファイル > プロジェクト構造 に移動します。
- 依存関係 タブを選択します。
- Maven タブを選択します。
- 依存関係の追加 ボタンをクリックします。
- 検索バーに
com.google.android.play:core
と入力します。 - OK をクリックします。
Android Studio は、必要な変更を自動的にプロジェクトの build.gradle
ファイルに反映します。
Gradle バージョン管理を使用する
Gradle バージョン管理を使用すると、依存関係のバージョンを簡単に管理できます。以下の手順に従って、Play Core 依存関係を更新できます。
- プロジェクトの
build.gradle
ファイルを開きます。 - Play Core 依存関係の行を見つけます。
- 依存関係のバージョンを最新バージョンに置き換えます。
- ファイルを保存して Gradle ビルドをトリガーします。
コマンドライン ツールを使用する
gradle
コマンドライン ツールを使用して、Play Core 依存関係を更新することもできます。以下のコマンドを実行します。
gradle updateDependencies
このコマンドは、プロジェクトのすべての依存関係を最新バージョンに更新します。
注意事項
- Play Core ライブラリの古いバージョンを既に使用している場合は、それらのライブラリをすべて削除してから、新しいバージョンを追加する必要があります。
- アプリをターゲットとする Android の最小 SDK バージョンを 34 に設定していることを確認してください。
- アプリを再ビルドしてテストし、すべての機能が正常に動作することを確認してください。
java android kotlin