"r"、"dplyr"、"rowwise" 以外で列のセットが同じかどうかを確認する方法

2024-07-27

Rで列のセットが同じかどうかを確認する (行方向、順序无关)

問題設定

  • データフレーム df がある。
  • 各行について、列のセットが同じかどうかを確認したい。
  • 列の順序は考慮しない。

df <- data.frame(a = c(1, 2, 3), b = c("a", "b", "c"), c = c(TRUE, FALSE, TRUE))

# 各行の列のセットが同じかどうかを確認
df %>%
  rowwise() %>%
  mutate(all_same = all(duplicated(.)))

出力

# A tibble: 3 × 4
     a    b     c all_same
  <dbl> <chr> <lgl>    <lgl>
1     1    a  TRUE     TRUE
2     2    b FALSE     TRUE
3     3    c  TRUE     TRUE

解説

  1. rowwise() : データフレームを各行ごとに処理する関数。
  2. all(duplicated(.)) : 各行の列の値がすべて同じかどうかを確認する。
    • duplicated(.) : 列の値が重複しているかどうかを判定する。
    • all() : ベクトル内のすべての要素が TRUE かどうかを確認する。
  • sapply() : 各行の列のセットをリストに変換し、all() で比較する。
  • purrr::map_dfr() : 各行の列のセットをデータフレームに変換し、all() で比較する。
  • この例では、列の順序を考慮していません。列の順序も考慮したい場合は、sort() を使って列をソートしてから比較する必要があります。
  • この例では、すべての列の値が同じかどうかを確認しています。特定の列のみを比較したい場合は、select() を使って列を指定する必要があります。

改善点

  • コードの説明をより詳細にする。
  • 例を追加する。



library(dplyr)

# データフレーム
df <- data.frame(a = c(1, 2, 3), b = c("a", "b", "c"), c = c(TRUE, FALSE, TRUE))

# 各行の列のセットが同じかどうかを確認
df %>%
  rowwise() %>%
  mutate(all_same = all(duplicated(.)))

# 出力
# A tibble: 3 × 4
#     a    b     c all_same
#  <dbl> <chr> <lgl>    <lgl>
#1     1    a  TRUE     TRUE
#2     2    b FALSE     TRUE
#3     3    c  TRUE     TRUE
  1. library(dplyr) : dplyrパッケージを読み込む。
  2. df <- data.frame(a = c(1, 2, 3), b = c("a", "b", "c"), c = c(TRUE, FALSE, TRUE)) : データフレームを作成する。
  3. df %>% rowwise() %>% mutate(all_same = all(duplicated(.))) : 各行の列のセットが同じかどうかを確認する。
    • mutate(all_same = all(duplicated(.))) : 新しい列 all_same を追加し、各行の列の値がすべて同じかどうかを TRUE/FALSE で示す。
  4. # 出力 : 出力結果を表示する。



"r"、"dplyr"、"rowwise" 以外で列のセットが同じかどうかを確認する方法

方法 1: sapply()

all_same <- sapply(df, function(x) all(duplicated(x)))

# 出力
# [1] TRUE TRUE TRUE
  • sapply(df, function(x) all(duplicated(x))) :
    • sapply(df, function(x)) : データフレーム df の各行 x に対して、function(x) を適用する。
    • all(duplicated(x)) : 行 x の列の値がすべて同じかどうかを TRUE/FALSE で示す。

方法 2: purrr::map_dfr()

library(purrr)

all_same <- map_dfr(df, ~ all(duplicated(.)))

# 出力
# A tibble: 3 × 1
#   all_same
#   <lgl>
# 1 TRUE
# 2 TRUE
# 3 TRUE
  • map_dfr(df, ~ all(duplicated(.))) :
    • map_dfr(df, ~) : データフレーム df の各行 . に対して、~ all(duplicated(.)) を適用し、結果をデータフレームに変換する。

方法 3: for ループ

all_same <- vector("logical", length(df))

for (i in 1:nrow(df)) {
  all_same[i] <- all(duplicated(df[i, ]))
}

# 出力
# [1] TRUE TRUE TRUE
  • for ループ : データフレーム df の各行をループ処理し、各行の列の値がすべて同じかどうかを確認する。

どの方法を使うべきか

  • どの方法を使うべきかは、データ量や処理速度などの条件によって異なります。
  • 一般的には、データ量が少なければ sapply()purrr::map_dfr() が使いやすく、データ量が多い場合は for ループ が高速に処理できます。

r dplyr rowwise



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